留学しようと思った時に滞在先は重要ですよね。
多くの人が最初はホームステイを選ぶかと思います。
でも実際ホームステイってどうなのでしょうか?
私自身は想像していたホストファミリーと現実との差でショックを受けました。
理想の家庭を期待したり、普通はこうだろうと思っていると、
そうじゃなかった時の衝撃がより大きくなるんですよね。
期待しすぎないように!ということで私の体験談を紹介しようと思います。
ホームステイ環境
私のホームステイ先の環境はこんな感じです。
滞在期間 | 2ヶ月 |
家族構成 | ホストマザーのみ |
その他同居人 | トルコ人女性(留学生) |
部屋 | 一人一部屋 |
食事 | 朝・夜 |
その他 | 私とトルコ人は同じ語学学校の生徒 |
何がショックだった?
ずばり、ビジネスライクだったのです!
ビジネスとして、お金が目的でやっているということですね。しかしそれ自体はおかしいことではありません。ほとんどの家族が最終的にはお金を目的としていると思うので。
では何がビジネスライクかと言うと、留学生と家族の交流がなく本来のホームステイの目的を失っていることです。
ホームステイとは・・・家族(ホストファミリー)の一員となり現地の生活を通して文化を学ぶこと
交流がないということは、どこかアパートを借りているのとあまり変わりありませんね。
でもショックだったのは交流面だけではありません!
✓ 到着時マザー不在 ✓ 交流がない ✓ 説明がない ✓ 食事が少ない ✓ 叱られた
具体的に書いていきます
ちなみにホストファミリーに期待していたつもりはなかったのですが、多少は家族のように話したり団らんしたり過ごすのかと思っていました。予想以上にビジネスでびっくりしました
到着時マザー不在
留学初日、緊張しながら訪ねた家には留学生である女性1人しかいなかったのです。
マザーは仕事があるので仕方がないのかもしれませんが、初めから不意打ちをくらいました。
お互い英語をろくに話せないのに、到着したばかりで右も左もわからない私に何かあったらどうするんだろうと思いました。
そもそも留学生に留学生を迎えさせるってどうなんでしょう? その人は私より3週間程早くきただけですよ。
昼に到着した私はその後、時差ボケしていたので眠り夕方に帰宅したマザーに会いました。
交流がない
- 食事は別々で食べる(朝も夜も)
- 顔を合わせるのは夕方くらいだけ
- マザーも留学生も部屋に籠もっていることが多い
- 喋るのは1日1回くらい
- 一緒に何かすることはもちろんない
英語話せないトルコ人女性と私の2人で食事を取っているときは、気まず過ぎてどうしようかと思いました。
説明がない
部屋には家のルールなどが書かれたファイルがありました。それはよかったのですが、そのファイルがあるせいなのか、そこに書かれていない事をあまり説明をしてくれなかったので困りました。
- マザーが昼近くまで起きてこず、朝食をどうしたらいいかわからなかったり
- トイレが1か所だけじゃなかったのを後から知ったり
先に言っておいてよということが時々ありました。私が逆の立場なら説明するのにと思うのですが、それは日本人の感覚なのかもしれません。
自分から積極的に聞けというスタンスは外国に多いかもしれませんね。とは言え知らないものは聞けないのですが。
食事が少ない
外国だけど意外と料理が少ないこともあるんですね。お米がないからそう感じたのかもしれません。今思えばマザーに言えばよかったんですが、頭になかったです。交流もあまりなかったし。
朝と夜は食事つきでした。昼はスーパーで食材を買って学校で食べていました。
<朝>トーストかシリアル
勝手に取って食べなさいというスタンス
トースト用ジャムが甘いチョコとかしかなくそのうち嫌になり、シリアルもすぐに嫌になりました。空腹だ
<昼>パンとハムとか調理が必要ないもの
家ではキッチンが使えないので
金銭的にそんなに外食できないので、キッチンが使えないというのは困りましたね。パンじゃ生きていけない空腹だ
<夜>まともな食事
普通においしかったが、量が少ない
空腹ということで夕食前にポテチを食べていました。
全体的にひもじい思いをしました。
叱られた
なんでそんなことで怒ってきたのかわかりません。
- 夜中にトイレに行って怒られた
ホームステイ初日、時差ボケで昼に寝たので、夜中に数回目が覚めて2回トイレに行きました。 2回目のトイレの帰りにマザーが部屋から出てきて、「うるさいのよ!何時だと思っているの」と かなり怒ってきました。トイレどうやって我慢するんですかね。
- 家の玄関扉をなかなか開けれなくて怒られた
向うの家は玄関扉の鍵がなかなか開かなかったりします。 毎日頑張って開けていたのですが、ある日マザーがそれを目撃して怒ったように言ってきました 「何やっているの!違う、こうやるのよ」 教えてくれるのはいいですが、怒る必要ある? 乱暴に扱ってませんよ。 本人は怒っていないつもりなのかもしれませんが。
最後に
というわけで、私はあまり楽しくないホームステイ生活を送りました。
留学前に経験談ブログ等でいい事・悪いことを読んで覚悟しているつもりでしたが
こんな家族がいいなと思ったり、日本人の感覚で〇〇するのは当たり前だろうと思っていた部分があったのかもしれません。
だから実際にホームステイをして残念な気持ちになりました。
でも悪いことだけだったわけではありません。
こういうもんだと割り切ってからは一人の方が楽だと思うようになりました。
私はそこまで大きな問題ではありませんでしたが、
本当に問題な扱いをされたときはホストファミリーを手配してくれた所に相談しましょう。
ホームステイ先が残念でも、留学中は他のこともたくさんチャレンジできると思うので楽しんで下さいね!